全然問題ないと思います。

というか、それまで1日断食にせよ、2日にせよ、それ以上のファスティングにせよ、基本的には「固形物」を食べていなかったのですから、その「固形物を食べない」ルールを断って食べるわけですから、体重は増えて「当然」だといえます。

でも、それは全然おかしなことでもなんでもなくて、普通のことです。

この場合、まず「体重」にこだわりすぎることをやめたほうがいいかもしれません。

「○○キロ痩せたい！」という願望があったとしても、その目標体重が自分の体にとって本当の意味で「適正体重」であるかどうかはわかりませんよね。

プチ断食中に体重が落ちて、それに喜んでいたとしても、そのときの体重もやはり自分の体にとっての「適正体重」であるかどうかはわかりません。

借りにプチ断食中に体重が落ちたとしても、それって体の内容的には「体脂肪はあまり落ちてないけど、でも一方で体を支える筋肉が激落ちしている」可能性もあります。

この場合、いくら体重が落ちていても、見た目的にはたぶん魅力的な痩せ方はしていません。

痩せても「貧相」に見えたり、老けて見えたり、自分が理想とする状態とはかけ離れた体になっていると思います。

それよりも、体重にはあまりこだわらずに「体の内容」でちゃんと考えたほうが理想の自分により近づきやすくなると思います。

本当に見た目的に魅力的なスリム体型って、体の内容的には「無駄な体脂肪がしっかりと落ちて、一方で筋肉がちゃんと付いている状態」です。

そして、この場合って、筋肉が増えている分、体重もそれ以前とほぼ同じか、もしくはそれ以上に増えていることもあります。

それでも、体の内容的にこの状態であれば、これは間違いなく「ダイエット成功」です。

ダイエットは体重を主体にして考えたら駄目です。

最近はそれに気づき始めている人も増えてきています。

プチ断食をするとき、そしてファスティング後の回復食時においても、私としては体重のことはほとんど忘れてしまってもいいかなと、それぐらいに思っています。